『投資』の基本
さて、出ましたよ『投資』
去年までの私は。
『投資』=お金持ちのマネーゲーム
って、本気で思っていました。
(バブル崩壊のあれやこれやを目撃しているので)
貯金が、失業保険が出る間でのつなぎ程度しかない自分には。
縁のない、別世界だと思っていました。
けれど。
四十代で、このまま、呑気に独身街道を進むには。
やっぱり、お金と仲良くしないとダメだな、と思い至って。
まずは、無料の『マネーセミナー』に、行きました。
申し込みするだけの。
ささやかな行動ですけれど。
その「行動力」に、我ながらビックリ。
ホテルで、ケーキとコーヒーまで頂いて。
優しいFPさんの先生が、ザックリとお金の話をしてくれました。
「お金」と露骨に言わないで『マネー』て呼んでいたのが、
とても、印象深かった。
投資の基本は
・資産の分散
・時間の分散
・長期保有すること
と、習いました。
『投資』は『お金を殖やすための行動』です。
『貯金』と『投資』の大きな違いは。
『投資は、お金が殖えることも、減ることも、両方ありえる』
という事です。
・お金が減る=リスク・お金が殖える=リターン
この両者は、表裏一体の存在です。
リスクが大きいなら、リターンも大きい。
(例えば、株)
リスクが小さいなら、リターンも小さい。
(例えば、債券や日本の国債)
『リスクが小さいのに、リターンが大きい』なんて
うまい話があったら。
『詐欺』と、思って良いです。
そんな、美味しい話を他人に教えないでしょう?
ものすごく頭の良い人が。
ものすごく知恵をしぼって、複雑怪奇な『金融工学』で。
『リスクが小さく、リターンが大きい金融商品です』って
言っても。
内容が理解できない金融商品であれば、
素人さんは手を出さない方が良いです。
手を出すなら『博打』と覚悟が要ります。
そういう『金融工学』で、こねくりだした負債が顕在化して。
あの『リーマンショック』は、起きたのですから。
有難いことに。
毎日、汗水たらして働くのが本分である、私のような庶民には。
「庶民向けの投資」があります。
いまのところ。
庶民向けの投資で。
ベターなのが『コストの安い インデックス投資信託』です。